先週末の連休最終日に飼っていた最後のカブトムシがお亡くなりになりました。
カブトムシにしては結構長生きかなと思います。

思い起こせば、息子がカブトムシが好きだという事で、3年前に知り合いにみかん畑から発見されたという幼虫を2匹もらって、始めて幼虫からカブトムシを育てるという体験をしました。

1年がかりで土に霧吹きをしたり、冬でも寒くないように玄関に置いておいたりと、かわいがっておりました。

その2匹が雄、雌のつがいだったので、産卵させないように別のケースで育ててたのですが、まさかの出来ちゃったです。
息子がケースから出して遊んでるうちに愛が芽生えたのでしょうか。

土をかきわけながら仕分けをして30~40個は卵を確認できました。
せっかく生んだので、捨てるのもかわいそうだなと今度は卵から飼育を開始。

そのうち30匹は幼虫になり、残りは自然消滅。
幼虫の写真もあるのですが、うじゃうじゃしてる幼虫の写真は苦手な人もいそうなので割愛します。

さすがに30匹は育てられないなという事で、10匹だけをのこし、残りはカブトムシが多そうな山へ逃がしてやることに。
本当は自然界に戻すのはよくないみたいなブログを見ましたが、まぁ国産の種類のカブトムシだしいいかなと…。

そうそう、自然界よりも人間の飼育環境のほうが幼虫も成虫も生存率が高いらしいです。
そこそこ生命力のあるカブトムシですが、雨風やカラスなどにやられて命絶える個体が多いようです。
カブトムシにしてみればケースの中でふかふかの土の上、毎日ゼリーをもらえる環境は最高なのではないでしょうか。

冬を越えたころ、10匹いた幼虫はいつしか8匹になっていました。
これまた自然消滅です。うんちだけを大量に残して体は蒸発してしまったのでしょうか。

春から初夏にさしかかろうかというときに妻の友達の子どもがほしいという事で、
2家族に2匹×2をおすそ分け。残りは4匹となりました。

残りの4匹もバランスよく雄2匹、雌2匹と6月中旬からぞくぞくと土の上に出てきました。
早く死ぬ個体もいれば長く生きる個体もいました。

おそらく最初に出てきたであろう「イチゴちゃん」と娘に名づけられた雌が最後まで生き残り、先週末に亡くなったのでした。

夫婦そろって「やっと終わったな」という感じでしたが、長いこと飼っていたので、
なんだかさみしい気持ちもあるような秋のはじまりでございました。