24年間ともに暮らした愛猫を亡くしたことをきっかけに、
地元で猫の保護ボランティアを始めました。
現在は尼崎を拠点とする団体で、譲渡会のお手伝いやチラシの配布、
保護猫の送迎など、自分にできる範囲でお手伝いをしています。

今回は、尼崎の保護猫団体「つかねこ」の取り組みをご紹介します。

「つかねこ」は尼崎市の塚口を拠点に活動する団体ですが、
令和6年能登半島地震の発生直後から、被災地で継続的な
ペット災害支援を行っています。

代表の安部壮剛さんは、地震発生直後から、
人と犬猫のための支援物資を車に積み、何度も被災地へ足を運んでいます。
現地では、被災された方々への物資提供に加え、SNSを通じて寄せられた
迷子猫の捜索依頼を受け、捜索や保護、負傷した猫の動物病院への搬送など、
命をつなぐ活動を続けています。

尼崎での日々の保護猫活動だけでも大変なはずなのに、すぐに行動に移す安部さん。
その決断の速さと行動力には、いつも驚かされます。

飼い主がやむを得ず手放した猫や、世話をする人がいなくなった
地域猫を尼崎へ連れ帰り、新しい家族へつなぐ活動にも力を注いでいます。

被災地では、人への支援が優先される一方で、
ペットへの支援が十分に行き届かない状況もあったそうです。
犬とともに車中泊をしていた飼い主が、
「ペットと一緒に避難していることを言い出しにくい」と話していました。
動物と暮らす被災者には、周囲からは見えにくい苦労があります。

能登半島の被災猫たちの現状を伝える「能登と被災猫展」は、
思わずホロリとする展示です。
災害の中で懸命に生きる猫たちと、その命を救おうと奔走する
ボランティアの姿を知ることができます。

多くの方に見ていただきたい展示です。