新年の恒例行事、全国高校ラグビー大会。
2026年1月3日、東大阪・花園ラグビー場で準々決勝4試合を現地観戦してきました。
冬晴れの空の下、スタンドには多くのラグビーファンと応援団。
高校生たちの真剣勝負を目の当たりにして、やっぱり高校ラグビーにはプロにはない熱い思いがあるなと、今年も改めて感じました。
ひたむきさや泥臭さも含めて、これが花園だなと思います。
準々決勝 4試合の結果
① 東福岡 vs 東海大相模(東福岡 28 – 18 東海大相模)
大会屈指の好カード。東福岡はワイドな攻撃とブレイクダウンで主導権を握り、後半も落ち着いた試合運びで得点を重ねていました。
東海大相模も大型FWを生かしてセットプレーで圧力をかけていましたが、終盤は東福岡の対応力が一枚上という印象でした。
一瞬の隙を突く攻防が何度もあり、スタンドもかなり盛り上がっていました。
② 京都成章 vs 御所実(京都成章 24 – 12 御所実)
関西勢同士の対戦ということもあって、スタンドの雰囲気も独特でした。
京都成章はボールを持つ時間をしっかり作りながら、ミスの少ないラグビーで試合をコントロール。
御所実も粘り強く食らいついていましたが、試合全体を通して見ると、京都成章が一歩ずつ積み重ねていった印象です。
③ 大阪桐蔭 vs 國學院栃木(大阪桐蔭 19 – 13 國學院栃木)
スコア以上に緊張感のある試合でした。どちらもディフェンスが堅く、簡単には前に出させない展開。
大阪桐蔭はチャンスをきちんと点につなげていて、「こういう試合を取れるのは強いな」と感じました。
國學院栃木も工夫のある攻撃を見せていましたが、あと一歩届かなかった印象です。
④ 東海大大阪仰星 vs 桐蔭学園(桐蔭学園 27 – 21 東海大大阪仰星)
この日の最後にふさわしい、見応えのある一戦でした。
桐蔭学園はエリアの取り方やキックの使い方が本当にうまく、試合全体を落ち着いて進めているのが印象的でした。
大阪仰星も最後まで食らいついていましたが、試合運びの部分で桐蔭学園が一段上だったように思います。
テレビや配信で観るラグビーももちろん楽しいですが、やっぱり現地で観る高校ラグビーは全然違うなと感じます。
選手同士の声や、走る音、タックルのぶつかる音まで伝わってきて、「今この瞬間の勝負」を一緒に見ている感覚になります。
ピッチの外に目を向けると、仲間や家族が祈るように見守っていたり、思わず声が漏れてしまったり。
勝った瞬間の表情も、負けた後の静かな時間も含めて、スタンド全体に感情が広がっていくのが印象的でした。
改めて思ったのは、高校ラグビーにはプロとは違う熱があるということ。
うまさや完成度だけじゃなく、ここまでやってきた時間や仲間への思いが、そのままプレーに出ているから、毎年つい花園に足を運んでしまいます。
今年も花園で、この熱を浴びられたことに感謝。
最後は桐蔭学園が頂点に立ち、納得感のある結末で大会は幕を閉じました。




