※サムネはGeminiに作ってもらいました

この前の誕生日に、本をプレゼントしてもらいました。
「私の好きな本トップ5に入るやつ!」だそうです。

装丁の雰囲気からハッピーエンドな感じがして、

バッドエンド好き(?)な私には物足りないかも?

という先入観を持って読み進めたのですが………

 

感動…………!

人によっては「ハッピーエンドか?」

と思うかもしれない終わり方でしたが、
「それぞれが、それぞれの幸せを掴んだ」

という意味ではハッピーエンドの一冊だと思います。

 

「幸せとは何か」について考えさせられる1冊で、満足感のある読後感でした。

最後まで読んでからプロローグに戻ると、
いかに自分が「偏見を持って他者を見ているのか」に
気付かされる構成になっているのも、面白かったです(※あくまで主観です。)

 

余談ですが、学生の頃に鬱で長らく苦しんだ時期があり、
その時は全く本が読めなくなりました。

気力が無くなっただけでなく、何度読んでも内容が理解できないのです。

回復して初めて本を読んだ時、

ズルズルズルーッと本の内容が頭の中に入ってきて

驚いたと同時に感動したのを今でも覚えています。

 

「本が読めるって、とっても幸せな事なんだ」と心の底から思いました。

 今でも本を読んだあと、「今の私、とっても幸せ」と思います。
読書は当たり前の健康に支えられた趣味ですね。

 

ということで(?)皆さまの「オススメの一冊」募集中です。